2007年向井山朋子氏が、東京・山形/白鷹・宮城/仙台・岩手/一関・北海道/札幌で行った「夏の旅」と題したコンサートの制作に参加。各地のまちの音が向井山氏によって編集され、シューベルトと現代音楽の合間に突然挿入される。自分たちの日常が向井山氏の演奏にのせて改めて顕在化する体験を、オーディエンスは共有した。