2010年宮城県南三陸町の志津川地区で、町の中心部を走る約1キロの通り沿いにある一軒一軒のエピソードを聞き出し、その物語を切り紙にして、地域に潜む物語を可視化し共有した。2012年その家々が跡形もなく流された土地に、昨夏その絵柄を畳大のアルミ複合板に切り出して、海に向けて設置。それぞれの家の人たちが、震災後、どのようにがんばっているかを短いメッセージにして沿えた。「笑顔たやさず海とともに生きる」、「ご先祖様も裸一貫からやり直した わたしも一から事業再開」、「生きる喜びを分かち合いながら」など。http://www.envisi.org _ENVISI